久々に書く。
ヴァイオリンを弾くからには演奏してみたい!
レッスンの振り返り記事を時たまあげることからわかるように、わたしはヴァイオリンをまあまあ弾く。今年の5月で24周年になった。オーケストラや弦楽合奏団に所属してオケ曲・弦楽合奏曲を弾いた他、発表会では、モーツァルトやバッハの平易な協奏曲を演奏した。10年前に精神的な疲れから弾かなくなってしまったものの、クラシック音楽研究会の後輩ちゃんにセザール・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調をリクエストされたのがきっかけで復帰、レッスンを受講するに至った。
1曲弾けるようになっただけではまだまだ物足りない、もっと色んな曲を弾けるようになりたいのだ。
オーケストラ曲
あまりオーケストラや弦楽合奏団にはいい思い出がない。双極性障害で気分のむらがあり、それで各所において人間関係を壊してしまったのだ。自分が悪いとはいえ、もう音楽以外の要素、特に人間関係を良好に保つことが求められるような団体で音楽をやりたくないのだ。
とはいえ、オケや合奏団の正規団員にならずとも弾きたい曲が出てくるのが人情というもの。
一度やった曲や好きな曲の中から弾いてみたい曲を挙げていこう。
まずはブラームス。大学3年のときに交響曲第1番 ハ短調 作品68をやって、それ以外の3曲もできれば演奏したい。
ラフマニノフは第2番を2年のときに弾いた。これはそれ以外の曲は技術の上でも編成の上でも難しいだろうが、それらをクリアすることができれば第3番 イ短調 作品44 を演奏してみたい。念願叶って、19年2月に開催された京都市交響楽団の定期演奏会で、秋山和慶先生の指揮で聞くことができた。第1番も好きな曲なのだが、楽譜の入手が一番難しいだろう。
ラフマニノフ以外の20世紀に活躍した作曲家が書いた楽曲も弾いてみたい。バルトーク・ベーラ:管弦楽のための協奏曲 Sz.116だけを挙げるが、他にも演奏したい曲は幾つかある。
順番は前後するが、マーラーが好きであるからには、演奏機会の多い第1番や第5番はもちろんのこと、それほど編成の大きくない第10番(デリック・クックによる補筆完成版第3稿第1版は3管編成)はもっと演奏されていいだろうし、演奏したい。
協奏曲
ソリストとして
発表会で取り上げることでもない限りその機会はないだろうし、発表会において10分以上かかるような楽章は演奏することはできないだろう。それでもビートホーフェンやブラームス、シベリウスのヴァイオリン協奏曲は憧れの存在だ。
また、手が届くことはないだろうけど、バルトークの楽曲で初めて聞いたヴァイオリン協奏曲第1番もいい。
トゥッティとして
ヴァイオリン協奏曲以外のものを挙げるとすると、リヒャルト・シュトラウス:オーボエと少管弦楽のための協奏曲 ニ長調 TrV292がいい。シュトラウスの楽曲では最も好きなものだ。
ソロで
現在レッスンは
- ソロでやっていくこと
- 技術の習得を目的としない協奏曲については取り上げない
ことを前提に選曲し講師に提案している。
今のところ伝えて了承を得ているのは、ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番 ニ短調 作品108である。
発表会では時間の制限があって第3・4楽章を演奏する予定だが、レッスンでは全楽章を見てもらうつもりだ。
ソナタ第3番までに、現在見てもらっているモーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423が終わったら、技術習得のために同じくモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番 ニ長調 K.219を見てもらう。
二重奏以上のアンサンブルで
二重奏ならば、ベーラ・バルトーク:ヴァイオリンのための44の二重奏曲Sz.98 BB104を。
中退前と地元での最後の発表会で10曲くらい弾いたけども、全曲弾いてみたい。
三重奏曲だとフランツ・シューベルト:弦楽三重奏曲第2番 変ロ長調 D581がいい。
有名所とはいえないけれども、これがなかなかの佳品。
二重奏や三重奏に比べ、弦楽四重奏は山ほどある。選ぶのが難しい、パス。
五重奏や六重奏はブラームス。
ブラームスの楽曲は
ソロのときに既にソナタ第3番 ニ短調 作品108を上げたけど、この編成だとやはり選ばずにはいられない。ヴァイオリンを編成に入れている室内楽曲を弾きたいものである。
非定形重奏曲では、オリヴィエ・メシアン:時の終わりの四重奏曲がよい。
以上、弾きたい曲を思うままに書き連ねてみた。楽器経験があると思いつくものだ。