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令和元年に演奏した曲1 セザール・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 その3 レッスンと本番

【レッスン開始から本番前まで】

3月のレッスン第3回くらいからやっとフランクのソナタをみてもらうことになった。12月の第2回までの間、楽章の順としては1→2→4→3をやった。

弾きながら、弓を節約したり、弓の返しでフレーズを切らない様にしたりと弓の使い方を覚えた第1楽章。


フランク:ヴァイオリンソナタイ長調第1楽章

第2楽章ではアクセントを弓でできるだけ行わずヴィヴラートで行うことが主な注意事項であった。


フランク:ヴァイオリンソナタイ長調第2楽章

第3楽章より第4楽章を先に見てもらった。


フランク:ヴァイオリンソナタイ長調第4楽章

それは10月25日に開催された発表会でこれを弾くことにしたからだ。

気をつけたこととしては、

・冒頭の音量。小さ過ぎると縮こまって聞こえる。堂々と弾こう。

・全ての音に気を配る。この曲に休めるところはない。

といったところだろうか。

発表会まで9回ほどのレッスンでなんとか発表会まで持っていった。

【ピアノ合わせ〜本番まで】

10月中頃にピアノ合わせがあったのだが、合わせるのに苦労をした。というのも、伴奏者の先生が全部仕上げるのに間に合わず、音を減らしたからであった。リハーサルまで合わせるのが大変だったし、リハでは他の出演者や彼らの講師がこちらを見ながら待機しているのを意識して上がってしまい、ボロボロの状態。

これではいけない。リハから本番前のオリエンテーションまでの2時間、特に状態の悪かった部分を中心に録音をして弾いては確認、それをフィードバックするといった練習をして臨んだ。

結果、後で記録録画を見ても満足できるくらいの出来に仕上がったと思う。

 【第3楽章とまとめ】

発表会が終わって第3楽章を見てもらった。


フランク:ヴァイオリンソナタイ長調第3楽章

そうして9ヶ月ほどかけて1曲を仕上げることができたのは今までヴァイオリン を弾いてきた上でとても自信につながることであるし誇っていいと思う。

さて、次は発表会に何を弾こうか。楽しみだ。