2001年の2月だっただろうか、ロベルト・シューマン:交響曲第2番 ハ長調 作品61をレナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で聞いていた。
今はあまり高くは評価していない演奏だけれども熱いカンタービレにはとても惹かれるものがあった。当時はそういう演奏が好みだったのかもしれない。
それから約2年後、同じくシューマンの書いた弦楽四重奏曲第3番 イ長調 作品41の3 第3楽章を当時所属していた管弦楽団の室内楽演奏会で弾いたのだが、これが会心の出来。
そう、この2曲の鑑賞と演奏によりシューマンの虜となった。
ケインズ経済学を支持するものをケインジアン(Keynesian)、ワーグナーの音楽に心酔するものをワグネリアン(Wagnerian)というように、ハンドルネームを決めるときにシューマンの名前をいただこうと決意し、schumannianと名乗ることにしたのである。
これを以って、このはてなIDで初めての記事とする。