なかなか暖かくならない4月であるが、仙台市青葉区の週間天気予報を見ると20℃を超える日も多くなる様だ。ただ、最低気温はまだ10℃以下の日々が続く。体を冷やさないように布団と毛布はまだ必要だ。
さて、今日のお題はソナタ。ヴァイオリンやピアノにとっては作品は豊富で、他の楽器にとっては貴重なレパートリーになる。
わたしが日常的に聞いたり、演奏したい曲を挙げていきたい。
ソナタといえば?
ヴァイオリンを編成に入れているもの
趣味でヴァイオリンを弾くことはこのブログでもよく触れている。月に3度のレッスン受講の振り返り記事を書いたり、弾いた曲についても書いたりもした。弾きたい曲について書いてもいい。この機会に書いてみよう。
弾きたい曲
ブラームスは10月に予定されている発表会が終わったら3曲のいずれかを選んで弾きたい。ベートーヴェンはそれ以外に時間をかけて弾いていきたい。この辺りは、クロイツェル・ソナタを除いて今の技巧上なんとか弾けそうな感じではある。
では、今の所技巧がおぼつかない曲を挙げよう。
バルトーク・ベラ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1・2番、無伴奏ソナタ
細かいパッセージは勿論、めくるめく重音や分散和音、複雑極まりないリズム…古典派の協奏曲を弾くよりも断然難しそうで、演奏のために身に付けなければならない技巧で身についていないものはまだまだ多いし、一生かけても身につかないかもしれない。弾けるようになったとしても、ピアノを弾ける人が見つかるかどうかわからない。
夢である。
よく聞いている曲
ブラームスやフォーレ、フランクのソナタをよく聴いている。これについては下記の記事を再読されたい。
ピアノ・ソナタ
ピアノは弾けないので、演奏したい曲という項目はかけない。その代わり、今までコンサートで聞いた曲とこれからコンサートで聞きたい曲を挙げよう。
今までコンサートで聞いたピアノ・ソナタ
わたしの通う演奏会は管弦楽や室内楽のものが殆どで、ピアノ・リサイタルには、好きなピアニストのものや室内楽演奏会で出演した方のものを聞きにいくので回数としては多くない。今までリサイタルに行って聞いたピアニストというと、クリスチャン・ツィメルマンやヴァレリー・アファナシエフ、ピエール=ロラン・エマール、児玉桃、イーヴォ・ポゴレリチ、野平一郎と、思い出しても数は多くはない。
ただ、その一度一度はとても貴重な体験だった。ポゴレリチのリサイタルの会場を支配する雰囲気はまるで黒ミサのような異様で、そこで弾かれた楽曲はすべての曲が心の奥底にまで訴えかけるような迫力で弾かれていた。他の演奏家のリサイタルも忘れがたいものだ。その中でも野平一郎のモーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会を挙げたい。
これから聞きたい曲
ロシアの作曲家が書いたピアノ・ソナタを聞きたいと思っている。
なかでも、ポゴレリチの最新CDに収録されているセルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品36を演奏会で聞いてみたい。
2018年12月のリサイタルで演奏したフランツ・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調のような、絶対的な時間や重力を超越した演奏になるのか、それとも別の方向性で聴衆を魅了するのか、興味は尽きない。